ブラッシングを丁寧に行ってみるのも一つの手
現在生えている毛髪を育てるのが、いわゆる育毛になります。
そのため、育毛剤には頭皮環境を整えたり、毛髪の成長に必要な成分を届け、かゆみやふけの抑制など丈夫な髪の育成や抜け毛の防止効果があります。
その一方で、発毛というのは色々なことによって薄くなったところの髪を増やすことを目的としています。
髪の毛を発生させるために、毛母細胞の活動を促進するのが発毛剤の働きですから、休眠期に入ってしまっている毛根から髪を生やすのに役立つ成分が配合されていることが多いでしょう。
この二つは同じようで髪への働き方がまるで違うため、目的に応じて使い分けることが重要です。
毎日髪をとかしている、という人は大勢いるでしょう。でも、時間がないから手ぐしだけ、などという人も中にはいますし、髪をあまりとかさない、という人もいます。
ブラッシングをしたりして、髪をちゃんと手入れすることについて、あまり大事だと思えないのかもしれません。
でももし、髪が薄くなってきた、抜け毛が増えた、など気になることが出てきたら、ブラッシングを丁寧に行ってみるのも、一つの手です。
正しく行なうと、頭皮に加えられたマッサージの効果で、血行がずいぶん良くなりますし、なによりすっきりして気持ちがいいものです。
また、髪にツヤを出せて、頭皮の血行改善によって、頭髪自体も良い影響を受けるはずです。ただし、ブラッシングで頭皮を傷めては元も子もありませんから、育毛用として売られているヘアプラシを使った方がいいようです。